Mavic KSYRIUM SLR(2015)

昨年末に新ホイール(FLO30)を購入しそれなりに気に入って使っていましたが、慣れてきても「ちょっと重いかな…」という感覚がぬぐえずにいました。リムが重く頑丈な分ジャイロ効果(?)で平地の速度維持などは多少楽になった印象がありますが、ゼロ発進時の漕ぎ出しの重さはストップ&ゴーが頻繁にあるロングライド向きじゃないな~と感じていました(元々FLOはTTやトライアスロン用途での安価なディープリムホイールを得意とするメーカーですし)

そんな訳で相変わらずオークション相場や海外通販セール情報などをだらだらと未練がましく眺めていましたが、ある日の夜中イタリアの某ショップのセール一覧に「Mavic KSYRIUM SLR(2015model)」があるのを発見。値引率はそれほどでもなかったのですが、元々現地価格が安い?のかレート換算すると日本円では10万円を下回る計算になり、通販での平均価格に比べてもかなり安いです。

以前キシリウムエリートを長く使っていてマビックホイールの走行感やメンテナンス方法は分かっていますし、プラズマ電解処理のリムを持つモデルの中でも性能的に一番「オールラウンド向け」なモデルです(R-SYS SLRとか使ってみたかったけどお値段が…以前PBK?で一瞬2016モデルがセールしてたけどちょっと無理だった)

100513_00_d66666一瞬「うーん安いといっても10万級の買い物だし、朝まで再考してみるか?」と思ったのですが、朝まで残っている保証もないのでとりあえずオーダーしちゃえ!とカートに放り込んで決済。

paypal決済しようとしたら10万越えでリミット解除する必要があったので、やむなくクレカ決済に切り替えたらこれまたメインに使っているクレカ(国内ブランド)だと何故かオンライン認証で弾かれてしまい、サブのクレカでなんとか決済完了。送料や税金などを加算すると結局11万円近くなってしまいましたが、元々定価22万なので十分お得なはず(?)

なお決済手続きを終えたあとセール一覧のページをリロードしたら、あっさり売り切れていたので「朝まで再考したらアウトだったか…」と一安心。イタリアのショップなので到着はだいぶ待たされるかな?と思ったのですが、予想外に即日発送でトラッキングも順調で一週間経たずに届きました。

IMG_0043-sブルベ予定が一段落したタイミングでのメンテナンスと同時に組み付けましたが、困ったのがリアのカーボンスポーク(トラコンプ)側でチェーンステーとのクリアランスがタイトで、今まで使っていた片持ち式のメンテナンススタンドが使えません(ひっかける事は出来るけどスポークと干渉してホイールが回せない)この際トップチューブでマウントする大型スタンド買うか?とか思いましたが、自宅の置き場所に余裕がある訳でもないので、結局ワイズロードで安価なリアのクイックを挟み込むよくあるタイプを買って使う事に。

エグザリットリムは専用のブレーキシューが付属しますが、これが1セット3000円(前後で6000円)とシマノ標準シューに比べると非常にお高いです。あちこち調べるとSwiss StopのORIGINAL BLACKシューとほぼ同じ?との事で、店頭で見比べてみると確かに形は完全に一致しますが色合いが微妙に違うような…「同じように使える」という人と「形は同一だけど素材がちょっと違う」というインプレが散在するので、まずはMavic専用シューを使って次回交換時に試してみたいと思います。

シューのセッティングはマニュアル通りきちんとトーインをつければ「ヒュイーン」と小さめの音でそんなに目立たずイイ具合にブレーキが効いてくれます。ただ手抜きして普通に組むと「ギャギャギャー」と非常にうるさく、ハードブレーキで変なバイブレーションが出たりするのできちんと調整しましょう(←やった人)レインコンディションでのブレーキ性能やシューの減り具合はこれから要観察です。

多少走ってみての印象ですが、とにかく軽くて反応が良いので気持ちイイです。ストップ&ゴーは勿論ゆるい登りでもあまり失速せず楽にスピードを維持できます。なんだか走っていてもバイクから常に「どんどん踏め踏め」と言われているような印象で、この感覚に任せて走ってるとオーバーペースになりがちです。

剛性の変化などはあまり分からないだろう…と思ったのですが、これもわりと違いが感じられます。特にダンシングでの挙動が顕著で、適当なフォームで体重を乗せてトルクをかけると進路がフラついてちょっと走りづらいです。重心移動を意識してキレイに左右でリズムを刻むようにするとスムーズに進むので、今まではホイールのたわみで吸収できていた?ところが、そのままバイクの挙動に跳ね返ってきているような感じでしょうか。

キレイに上手く走れる上級者向けとしては正しいバランスだと思いますが、これだとロングライド後半で疲れている時の登りは要注意かもしれません(あまりフォームとか気にしてる余裕ない)まぁこのあたりを意識せず走れるようになれば自然と上達できるはず…?と前向きに捉えておきます。

デザイン的にはリムハイトも低めで、黒地にKSYRIUMロゴも黒プリントの黒一色であまり目立ちません。同じ設計で先に出た「KSYRIUM 125」がコーポレートカラーのイエローを上手くあしらったとてもカッコイイデザインだったのに比べると、随分地味な印象です。価格的にはもう少しデザイン的に一工夫あってもイイのでは?とか思ってしまいますが、このクラスになると見栄えよりも性能重視という事でしょうか。

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