SPD-SLペダルのビンディングバネ交換

ここしばらくメインのペダルはPD-R540-LAを使っていて、軽い力でキャッチ&リリース出来るところは大変気に入っていました。ただ形状的な見た目や、体感ではわからないけど重さなどもなんとなく気になっていて「分解してビンディング部分だけ違うペダルに移植出来ないかな…」と以前から思案していました。

このペダルに換える前はPD-6700Cを使っていて、このモデル以降のSPD-SLペダルはビンディングユニットを固定しているピンが圧入?に近いような構造になっており、分解出来そうにないので「やっぱり難しいか」と半分諦めていたのですが、ふとシマノのメンテナンス資料を漁ってみると、旧世代のSPD-SLペダルならピンを外してビンディングユニット自体も分解出来る構造になっている事に気づきました。

更に今使っているR540-LAも同様に分解可能で、しかもライトアクションモデル用のバネに型番が割り当てられているのでこのパーツだけ取り寄せが出来そうです。旧世代ペダルを中古で手に入れて、バネ部分だけライトアクション用を組み込めばリリースの軽いモデルが作れるはず…?

そんな訳で早速取り寄せてみます。R540-LAの分解図を見ると標準モデルと性能的に異なるのはこの部分だけなので、大きさや取り付けで他モデルとも恐らく互換性はあるはずです。ちなみに部品型番だけでみると分解可能なモデルに限ってですが、ビンディングバネ自体はどのグレードでも同じパーツを使っているので、モデル毎でのキャッチ&リリースの強さ?は変わらないようですね。

ビンディングピンが分解出来てなるべく最近のモデルだとPD-7810かPD-6700の二種類になりますが、気長にオークションウオッチしてたまたま前者の即決が出ていたので入手。見た目はかなり使い込まれていますがペダル軸のガタつきも無くイイ具合です。分かりづらいですが肝心のビンディングピンの部分も普通にアーレンキーで外せる構造になっています。

早速分解作業に入ります。ピンを抜くとユニット自体が外れるので溜まっているダストを取り除いてクリーニング。構造としては今抜いたピンを軸にしてバネが作動するだけで、ケースユニット自体はスペースにゆとりがあるのでこれなら単純に交換出来そうです。

外した肝心のバネを比較。標準モデルは巻き数が4回ですがライトアクションは巻き数が6回なので、多い分だけテンションが弱くなっているのかと推察できます。パーツ自体の色も異なるのでそもそも素材からして違うのかもしれませんが、触った感じでは分かりませんでした。

組みなおすとこんな具合。多少幅が長くなっているような気がしますが組み立てには問題なさそうです。この状態からペダル側に組み付けてビンディングピンを元通りに差し込んでいきますが、各パーツのセンター位置がうまく合わないと奥までピンが差し込めず案外苦労しました。強さ調整のネジを少しだけ締めこんで作業した方がやりやすいみたいです。

交換後に早速テストしてみますが脱着操作は特に問題なし。想定通りビンディングのキャッチ&リリースはライトアクションモデルと同様の力で操作出来るのでだいぶ楽になりました。またなんとなく入手したPD-7810ですが、さすがにDURA-ACEグレードだけあってペダル軸回転が実にスムーズで気持ちいいです。

なお今回の部品交換に関してですが、パーツマニュアルには「一度外したビンディングピンは再利用禁止」という注意書きがありましたので、もし同様の改造を試みる方は自己責任でお願いします。

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