「フリーター、家を買う。」最終回

毎週楽しみにしていたのですが今週で終わってしまいました(ドラマとかきちんと見続けたのは久しぶり?)原作を知っていると多少もったいない感じもあるのですが,全10話というスパンを考えると巧い構成だったかも?と思います.原作をそのまま落とし込んだらすごく駆け足なお話になっちゃうでしょうし.

ドラマオリジナル要素も最初は「?」と思わなくもなかったですが,最終的にはキレイにまとまっているし良かったです.お姉ちゃんの嫁姑問題とかも「家族の再生」というテーマにあわせれば必然性はありますし.インチキ商法のエピソードの最後で「就職祈願のお守り」が出てきた時はグッときたな…最終話の社長と父親のシーンもイイ場面でした.

ただ主人公が就職先を二箇所から決めるシーンで,原作だと父親からの的確なアドバイスがあるのですがドラマでは無かったのがちょっと残念.全体的にも主人公と父親とのやり取りはちょっと不足してたように思います.

有川作品だと次は「阪急電車」が映画化だったはず?確かそれぞれのエピソードが連携していく~ようなお話だっただけにどう映像化するのか楽しみです.

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