所有しているNASの残り空き容量が心もとないので,はてさてどうしたものか?と色々リプレースを検討しました.素直に大容量なNASに乗り換えも調べたのですが,そこそこ性能の出る機種だとどれもかなり良いお値段がするのが厳しい(これにプラスして組み込むディスク代もかかるのが馬鹿にならない)
そうなると結局どれも組み込みLinuxなんだから自分で作ればイイんじゃね?という意見で落ち着き,そうであれば次は動作環境の確認.データの冗長化は必須なのでRaid1か5でアレイを作りたいですが,やっぱりハードウェアRaidなHBAは値段も高いし,ドライバの対応とかも面倒そう.自分の用途だとホットスペアとかリビルド中のパフォーマンスとか必要無いので,まずはソフトウェアRaidで作ってみてベンチマークを計ろうかと.
そんな訳でざっくりと構築してみました.CentOS+Samba+MediaTombでとりあえず動作しています.余っているディスクを合わせて10Gx3をmdadmコマンドでRaid5に仕立てて共有先にマウントし,Windows側からネットワークドライブを繋げてベンチしてみた結果ですが,これぐらい出れば充分かな?Writeだけ妙に速いのが謎ですが,少なくとも今までのNASよりは圧倒的に良い感じです.データ置き場なので細かいファイルはまず置いたりしませんし.
当初は2TBx2でのRaid1を考えていましたが,ディスクの価格的に2Tモデルはコストパフォーマンス悪いので1.5TBx3でのRaid5の方が良さそうです.こっちの方がアレイの容量も大きいしお値段も手頃(トラブったときのリビルドとかが面倒そうですが…まぁそれはそれでなんとかするって事で)
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