年が明けてからしばらくはずっとPC環境のメンテナンスばっかりやってました.
一番の目的はDLNAサーバの仮想環境移行…だったのですが,色々な制限があり結局延期に.年末に衝動買いした安サーバ(S70タイプRB)でESXiを動かすところまではあっさり出来たのですが,2T以上のアレイを組もうとするとまず用意したRAIDカード(Adaptec 2410sa)のアレイ上限が2Tという第一の壁が.
仮にこれをRAIDカード交換で突破したとしても,ESXiのVMFSで扱える1パーティションにまた2Tの上限があります.ここについてはExtendで拡張すれば仮想OSに渡すディスクサイズを増やすことは出来るのですが,VMFSでの上限については如何ともしがたい(3.5ならOKという噂も?)
結局ESXiで動かしたければ物理アレイを論理分割出来る高性能なRAIDカードと組み合わせて,1T+1T+1Tとかで個別のVMFSとして認識させてExtendでひとつ(3T)に束ねる…というなんだか効率の悪いやり方しかなさそうです.まぁそもそもそんな高機能なRAIDカードとか買える訳がない!サーバ+HDD分を合計した金額よりたぶん高い気がする…仮想上でソフトウェアRAIDするのもパフォーマンス的にどうかと思いますし.
そんな訳で結局現行のDLNAサーバに1Tのディスクを追加してしのぐことにしました.mdadmコマンドの–growオプションの挙動についてあらかじめググって大体いけそうだったので,バックアップもとらずにえいやっと拡張.Raid5の1Tx3から1Tx4に増強したのでしばらくは大丈夫でしょう.気を回してわざわざ同世代の中古HDDで導入したら,リビルドが完了した頃に異音が出始めて図らずともアレイのHDD交換を本当にやるはめになったので,今後はだいぶ安心して運用できそう.
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