以前から「PCをもっと小型化したい」という思いがあったのですが、使っているケース(Abee AS Enclosure S1)がそもそもATXマザーボード対応モデルとしては優秀でほぼ最小に近いサイズなので、マザー交換を伴うとOSの入れ直しも必要になるし面倒だな~と感じており、中々きっかけがありませんでした。
そんな時にふと見つけたのが小型ケースの「JONSBO C6 Handle」側面サイズがMicroATXとほぼ同じで通常のATX電源が使えて3.5HDDも1台マウント出来る…という今の構成からダウンサイジングするにはとても良さそう。探してみるとちょうどオークションで程度良さそうな中古品が出ていたので、先行してケースだけ調達。
これまで使っていたPCはATXマザーボードなので交換が必要ですが、これは気長にリサーチしてMSIの「MAG B550M MORTAR MAX WIFI」が値下がりしていたところで購入。ケースの仕様上グラフィックボードは長さ25cmまでが上限ですが、今のGTX960でも入りそうなのでこれもひとまずそのままで。その他パーツは普通に移植します。
組み立てるとこんな感じ。少ないスペースにぎっしり部品が詰まっている感じが気持ちいいです。右側にマザーボードが入りますがスペース的にはギリギリで、一体型のI/Oパネル止めネジを外して少しずらさないとケースへの固定が出来ませんでした。フロントUSB3への配線はコネクタがケースと干渉するので延長ケーブルを介して接続しています。ワークエリア用のSSDは固定する場所がないので空いているスペースに空中配線ですが、可動部がないデバイスなのでこれは問題ないはず。元々の構成上発熱少ないのでトップファンはなくても構わないような気もしますが、念のため。
OSの新規インストール類も事前にデータ退避して行ったので、ほぼ問題なく出来ましたが…一点だけiTunesをインストールするときに何も考えずMSアプリ版を選択したら、iPhoneの有線アップデートに失敗するバグがあってハマりました。調べると既知の事象らしくApple版をインストールしなおしてリカバリーモードからiPhoneを初期化、リストアすることでなんとか復旧できましたが、買い替えたばかりのiPhone15がいきなり文鎮化?と焦りました。
常用ツールの入れ替えとか設定調整とかを終えて、特に問題なく安定して動いています。今はWebと動画再生ぐらいしか使っていないので性能的には困っていないですが、気が向いたらグラフィックボードを拡張電源不要なモデルに変えたいですね。内部配線を1つ減らせるし。
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