BRM527 千葉400(日光)

久しぶりのブルベ参加です。200km/300kmは既に完走しており、400kmは当初AR日本橋の木場スタートなBRM325にエントリーしていましたが、前述のアキレス腱周囲炎を発症した事もありあっさりDNS。次に参加しやすい400kmは昨年完走しているたまがわの船橋スタートなBRM415がありましたが、まだ脚が回復していない時期でしたのでこちらもやむなく見送り。

400kmは走った後の疲労も大きいのでなるべく近所の開催だと都合良いのですが、自宅からもっとも近い手賀沼スタートで千葉のBRM527がありました。新コースとの事で難易度はちょっと読めないですが、時期的にもさすがに脚は回復していると思いたい…と希望を込めてエントリー。

キューシートが公開されてからルートを引いてみると「100km平坦→100km大きい登り下り→100km細かいアップダウン→100km平坦」という感じのプロフィール。山岳区間の粕尾峠は去年走った経験がありますし、最初に貯金を作って山岳区間で消費しても、ラスト100kmまでに帳尻を合わせれば後はなんとかなりそう?という見込みを立てます。

スタートが7時なので5時過ぎまでしっかり寝ておいて6時過ぎに手賀沼到着。自分はわりと眠気には強い方ですが、やっぱり400kmは終盤で集中力が切れてくるので今回スタートが自宅から近いのはとても有利です。ブリーフィングでPC1~通過チェック間にシークレットがある旨を記憶し
て、定刻通り7:00にスタート。

今回序盤は関宿までずっと流山街道を進むちょっと珍しいルートです。実家が野田なのでよく知っている道をブルベで走るというのは新鮮な気分。ただクルマ通りも多く決して走りやすい道ではないので、野田市街を抜けるまでは慎重に進みます。

16号と交わる中里の交差点を抜けるとクルマも減って走りやすくなってきます。このあたりは晴れていてこれなら予報どおり暑くなるかなーと思っていたのですが、しばらく進むと急速に曇り空になってきました。

関宿に着く頃にはすっかり一面の曇り空に。気温が下がって体が冷えてきたせいか、まだ50km程度しか走っていないのになんとなく胃が重くなってきて「胃腸の調子が落ちた」時のいつものパターン。PC1まではまだ長いので、中間地点で小休憩して何か食べよう…と考えながら走ります。

古河に入ったところでコンビニ停止して糖分補給してみますが、多少よくなった程度で相変わらず胃腸の調子はイマイチ。気温も上がらないしこの感じでは今回も苦しくなりそう…と思いつつ進むと、路面がウェットに変わって霧雨模様に。

レインウェアはまだ不要ですが、空を見ると向かっている方角は雲が薄いように見えるので、今のうちに雨雲から逃げて先に進みます。渡良瀬遊水地を抜けるあたりはキューシートがややこしかったのですが、細かく地図を確認して作ったGPSデータが正確だったので迷わずにすみました。

栃木の街中まで来ればPC1までは後少し。路面はまだウェットですが雨も止んで気温も多少上がってきました。川べりを走るとあちこちに遊覧船が浮かんでいたりして、風情があってイイ感じ。

PC1に到着。途中で小休止したせいか結構後着で、さすが400に出走するような参加者はみんな速いです。90kmで貯金1時間なのでそんなに悪くないですし、次の通過チェックまでこの貯金を維持したいですが…この先から山岳区間に入るのでどうでしょうか?

この先しばらく補給ポイントがなくなるので、手早く親子丼を食べて再スタート。中間地点の200km付近で食事ポイントを下調べしてあるので、出来ればそこできちんとしたご飯を食べてメンタル回復したいところです。

粕尾峠への登りに入ります。しばらくは川沿いの道をゆるく登る走りやすい道で、去年足尾300で走った時はまだあちこち桜が残っていた覚えがあります。今の時期も澄んだ清流と新緑がとてもキレイでした。雨もだいぶ前に降ったようで既に路面もドライです。

峠の入り口に到着。このつづら折れに入る直前あたりがわりと斜度も厳しめですが、ここからはわりと走りやすい。標高が上がって霧が出てきますが、登りで負荷がかかるので涼しくてちょうど良いぐらいです。

ピーク地点からは足尾銅山方面へ下りますがとても道が悪い。あちこちに浮き砂や落ち葉が沢山あって下りなのにまったく飛ばす事が出来ません。更に下りに入る前にサドルバックを開けるのが面倒で「まぁなんとかなるだろう」とサボってレインジャケットを着なかったので寒い寒い。後悔しましたが途中で止まるのも悔しいので我慢して下り続けます。

粕尾峠を下ってR122の右折地点で貯金は変わらず1時間。ここから細尾峠へ向かいますが、ルート上この先通過チェックまでの獲得標高はマイナスになるので(登りよりも下りの方が多い)たぶん多少貯金を稼げるはずです。日差しも出てきて下りで冷えた体が暖まって良い具合です。

途中唯一のコンビニで小休止を挟んで峠入口に到着。今回のルートのメインボス?的な位置づけで、日足トンネルを通らず旧道の細尾峠を越えて日光方面へ向かいます。峠入口で予告どおりシークレットPCがありましたので、スタッフからおもてなし(確かいもフライ)を頂いて登りに入ります。

ひたすらつづら折れで高度を稼ぐタイプの峠というイメージですが、クルマ通りが少ないせいか路面のゴミ多めなので登りながら避けるのに気を使います。ただそんなに斜度きつめの箇所はなかったかな…そんなに苦労せずピークまで到着。

ここからは日光市街まで一気に下るので、横着せずレインジャケットを着込んで下りに入ります。下り区間は更に路面も濡れていて相変わらずゴミも多いので慎重に走りますが、途中でパンクで困っている他の参加者と遭遇。下りの途中でパンクして作業に手間取っていたようですので、こんな場所でのトラブルは厳しいだろう~とフォローする事に。

ただ一旦交換作業を済ませてホイールを取り付けたところ、なんと再パンクしてしまったので自分以外にもサポートで止まってくれた参加者からチューブを借りて原因調査。タイヤ側にサイドカットがある事が判明して、タイヤブートを貼り付けてなんとか復旧(タイヤブートの使い方を初めて知った)途中また何かあると心配なので、市街まではグループで走りましょう~と一緒に走行再開します。

パンクしていた方も無事下りきって、日光市街からの下りで自然にばらけて通過チェック到着。サポート作業で時間を使った分ほぼ最後尾で貯金も減ってしまいましたが、まぁ人助けなのでその分何か良いことあるでしょう!と割り切って考えることにします。

ただ計画していた200km地点での食事ポイントを利用すると、時間的には全くマージンがなくなってしまいます。この後苦手な北茨城~福島エリアのアップダウン区間に入るので、まだ気分的にもそこまで余裕はありませんし、ここは食事を断念して進むのを優先した方が良さそうです。胃腸の調子はそんなに回復していませんが、脚へのダメージを残さずきっちり半分まで来れたので、ここからのアップダウン区間も程々のペースを維持して走れるはず。

食事休憩を諦めたのでコンビニで熱々のうどんを手早く食べて、サイコンの外部充電やレッグウォーマ装着など手抜きせず準備を整えて再スタート。目標は250km地点のPC2で貯金1時間、300km地点のPC3で1時間半へ回復させる事です。その次はゴールなのでPC3まで着けば気持ち的にもだいぶ楽になります。

途中ルート上の旧上岡小学校前を通過。暗くて何も見えませんけどw いわずと知れたガルパン聖地ですが実は訪問したことない…

PC2に無事到着して目論見通り貯金は1時間に回復。計画通り走れているのでここは休憩も短めにして次のPC3へ急ぐことにします。深夜帯が近づいてまた気温も下がってきたので、再度レインジャケットを着て走行開始。

新しいサドルバックは荷物を出し入れするたびに当初ストラップを律儀に調整していましたが、後部のロールアップがある程度巻かれていれば多少中身がスカスカでも問題ない事にようやく気付きました。また後付けしたリフレクター「Aardvark Reflective Yield symbol」は夜間かなり目立つようで、なんとなく追い越しするクルマが大きく避けてくれる…ような気がします。

夜間走行が続きますが、このあたりからあちこちで仮眠する他の参加者を見かけるように。自分は今回事前の睡眠が充分だった事もあり眠気の問題はなさそう。気温もレインジャケットを着ていればしのげるぐらいなので、淡々と走ってPC3に到着。貯金も目標の1時間半に回復出来ました。

ここまでくれば後は残り100kmを8時間で走れば大丈夫なのでかなり楽になります。とりあえずここで大休憩する事にしてしっかり食事!と焼きうどんを選択。先日のフレッシュの時に胃腸の調子があまり落ちなかったのは、休憩時にヨーグルトとかこまめに補給してたせいかも?と思い当たって今更飲んでみたり。

リスタートしてゆるゆると走り続けて赤塚駅前を越えたあたりで明るくなってきました。春先の400kmブルベだとこのぐらいの時間が放射冷却で気温が下がってキツくなる頃ですが、さすがに5月末だとあまり心配しなくてもよさそう。

途中350kmぐらいでeTrexの電池警告が出たので交換しましたが、去年400km走った時には最後まで持った記憶があるので、そろそろこのエネループPROも性能落ちてるのかな。新しいサドルバッグは特に不具合もなく快調ですが、こういう小物を収納出来る外部ポケット的な機能があると良かったかも?と思います。

我孫子までちょうど半分を切ったところでちょうどコンビニがあったので休憩しますが、何か見た事ある場所だな?と思ったら、前に日本橋300の時に立ち寄ったコンビニでした。あの時は全然時間の余裕なかったけど、とにかく寒くてつらかったのでやけくそでカップラーメン(カレー)食べたらなんとか復活できたなーとか思い出してみたり。

土浦を越えたあたりで気温が上がってきたので過剰な防寒装備を外したりして、朝方になってクルマも増えてきたので集中力が切れないよう少し慎重に走ります。ここまで来ればホントにあと少し。

無事道の駅しょうなんでゴール!完走時間は25時間ちょいぐらい。AJ千葉定番のおもてなしで野菜スープ(ロールキャベツ入り)を頂きます。暖かいスープの塩分がしみる~。

PC3を出た時には24時間台でゴール出来るといいかなーと思っていたのですが、やはり後半100kmはペース上がらないですね。懸念していたアキレス腱の調子も途中多少ムズムズする感覚はありましたが、前半をしっかりペース抑えたおかげで痛みがでるような事はありませんでした。

新しいサドルバックですが、使い方では前述の通り「ある程度ロールアップしていれば荷物の出し入れでストラップ調整は不要」な事ぐらいで、それ以外では特にストレスなく走れました。固定のずれや走行での違和感などが全然起きなかったのは良い具合です。防寒用のレインジャケットを中に入れるのではなくて、上部のバンジーコードで固定すれば出し入れを省略出来るのだけどサイズ的には微妙かも。ちょっと試してみたい。

コースの印象としては前半でもう少し天候が良ければ峠からはキレイな景色が拝めたと思いますが、終始曇天で涼しすぎるぐらいだったのは想定外。日光を通過するあたりも気温は10℃ぐらいと低いままで、北関東の寒さを甘く見てました。難易度的には山岳エリアの後が通過チェック設定なのと、300kmまでたどり着けば残り100kmはゴールまでPCなし~と仮眠調整もやりやすい親切な設計で、事前の印象よりもずっと走りやすかったです。

400も無事クリアできたので次は600ですが、時期的にエントリーできるのは千葉のもてぎ600ぐらいです。過去に完走経験がありルートも把握出来ているので有利ではありますが、6月半ばの開催だとある程度雨天走行を覚悟しないといけないはず…また時期的に初夏で一気に気温が上がったりするとこれまた辛くなります。攻略プランは把握しているので、事前準備を早めに進めて油断なく挑みたいところです。

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