3月に出走した200kmは無事完走できましたので、次は300kmに挑戦してみますか～とわりと安易にこのコースを選択。前回の200kmはエントリーもすぐに定員になったのに比べてこちらは参加者も少なめ？で、これは楽なコースではなさそうだな…とは思っていました。
ルートを確認すると前半はひたすら北茨城の山を登り下りして、中盤からようやく市街地に戻ってきて200kmあたりでツインリンクもてぎの北ゲート前を通過し、ゴールまで戻るという流れのようです。時間的に200km以降は夜間走行になりそうなので、多少土地勘はあるにせよ事前に実走してルート確認しておきたいなーと思っていたのですが、GW後半はちらほら雨模様で結局実行できませんでした（今思えばこのあたりから歯車が狂いだしていたのかも）
今回スタートが7時なので、6時に大洗に着くには4時起きで出発する必要があります。当日起きたらなんだか喉の違和感と微熱が…迷いましたがとりあえず風邪薬を飲んで、アンダーウェアを長袖に変えて防寒着（レインウェア）を着て出発。クルマでの移動中に症状は収まった（気がした）のですが、スタート地点に到着して受付後のブリーフィングで他の参加者を見ると、普通に半袖ジャージやレーパンという装備です。こんなに着込んでいるのは自分だけですよ？
この時点で「なんかおかしいな。まずいかも」とは思ったので、後ろの方からゆっくり行こう…と再度持ち物チェックしてたら、あっという間に最後尾（たぶん）慌ててスタートします。
今回の走行計画はPC1が30km地点なので8:30。PC2が約130kmといきなり100km先でしかもここからアップダウンがかなりあるので、ここは平均時速15kmに届くかどうか微妙なペースだろう…と約7時間を見込んで15:30到着ぐらいで考えていました。とりあえずPC1には時間通りに到着。
到着した時には数人お仲間がいましたが、自分が出る時には誰もいません(w これは確実に最後尾だな～と思いつつ、ここから登りに入るので防寒着だけ脱いで出発。
やばい感じはしていましたがいきなりの10%越えです。登りなのが分かっているのに汗止めのバンダナを着けずに出たせいで、アイウェアが早くも汗まみれに…そのつもりでちゃんと持ってきてるのに「まぁいけるだろ」と思うとか、後から考えると正常な判断できてないですね。
無理しない程度でゆっくり登りますが、下りに入るとやっぱり調子は悪いです。走行風に当たると感覚的に「涼しい」じゃなくて「冷える！寒い！」感じでウィンドブレーカーを着ないと耐えられません。
一応走行計画どおりのグロス平均15kmぐらいで走れてはいますが、調子が一向に回復しないので焦りが出てきます。このあたりは電車もないのでPC2までは頑張るしかないですし。
途中の通過チェックを越えたあたりで、自販機でホットのミルクティーを購入。こんな天気なのにこれが飲みたくなるのはまずいですね。このあたりから「この調子ではDNFかな～」という雰囲気になってきました。
前半の山岳コースのたぶんいちばんキツイあたり。アングルつけて撮ってるので変なカットですが気分的にはこんな感じ(w このあたりは体調的にもう登るのは無理でちょこちょこ降りて押してました…既に平均15kmのペースも守れなくなってきてます。
寒気に苦しみながらじりじりと進んで、なんとか120km付近まで到着したのが15時前後。ここからPC2までは下りになるのが分かっていたので、リミットの16時には恐らく間に合う時間ですが既にその後走れる状況ではありません。スマホで確認するとこの時点でルートを外れた方が駅までは近いようですので、転進して最寄駅を目指します。
駅までのんびり走っていると良さげなパン屋さんがあったので、立ち寄って遅い昼食。
手前は「チョコ揚げパン」でこれがかなり美味しかった～。食欲も出てきたので大洗まで戻るには問題なさそうです。
最寄の駅まで無事到着したので、スタッフの方へDNF連絡を入れて手早く輪行の準備をして電車を待ちます。水戸までは2時間かかるのか…そんなに走ってきた気はしませんでしたが。
水戸で乗り換えて大洗に到着。自転車を組み立ててスタート地点へ戻り、スタッフの方にご挨拶して野菜スープを頂いてから帰宅しました。
DNFして帰ってこれたとはいえ、ブルベは相当な体力を要するスポーツイベントなので、体調に違和感があるときは参加すべきじゃなかったですね（反省）今回は無事帰ってこれましたが、それ以上の悪状況に陥る可能性もある訳ですし。いつもの練習であれば「今日は止めとこう」とすぐに判断できますが、イベントだとどうしても「折角準備したのでちょっとぐらいは～」と考えがちです。
困ったのはこのブログ記事は一週間後に書いてますが、いまだに風邪が治りきってくれません。今週末はAACRなのですがそれまでに回復させないとホントにまずい～。
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