JAGWIRE ブレーキパッドチューナー

ホイールをKSYLIUM SLRに換えてからしばらく経ち、ようやくエグザリットリムも馴染んできて当初ほどハードブレーキに気を使わなくなったものの、気を抜くとたまに「キキキー」と大きな音を出して注目を浴びることがあります。トーイン調整をもっと丁寧に行えばましになるのかも?と思いつつ、案外面倒な作業なので手をつけずにいました。

そんな時になんとなく見つけたアイテムがこちら。「ブレーキパッドチューナー」というカッコイイ名前が付いていますが、実体は単なるプラ板です(w 理屈としてはプラ板の前が薄く後ろが厚くなっているので、これをリムとブレーキシューに挟んで調整すれば自然とトーインセッティングになるという仕組みです。

51z5lc8Z6TL._SL1005_正直こんなプラ板に800円とか出すのはバカらしいのでは?と最初は思ったのですが、いざ使ってみると面倒だったトーイン調整が一発で出来るので意外と便利です。ブレーキシューで挟むときにポロっと落ちやすいので、リムに当たる側に両面テープを貼るとより作業が簡単になります。貼り付ける際はバルブ位置などを基準に位置を合わせれば、トー角度が左右でずれることもないでしょう。
普通のアルミリムだとあまりブレーキシュー調整に神経質になる必要はないと思いますが(自分の経験ではトーインなしでも特に問題なかった)エグザリットなどの特殊リムではセッティング調整が必須になるので、面倒に感じている人には案外おススメです。

なおエグザリットの利点として「雨でもブレーキが効く」というのが世間的には言われていると思いますが、使ってみると確かにアルミリムよりはましですが大げさに宣伝する程でもないかな…と思います。それよりも「リムが汚れない」事の方が大きいです。原理的にシューだけが削れて制動する?せいか、ブレーキダストは多めですがリム側に汚れが残らないので、ホイールのメンテナンスはざっと汚れを払うだけで済みます。

アルミリムのブレーキ面掃除は結構面倒ですし、わりとまめに手を入れないと中々キレイな状態を維持できないので、あの作業をやらずにすむのは結構なメリットではないかと思います。専用ブレーキシューの減り具合も馴染んでくるとそんなに減らなくなるので、パーツコストが高い点もあまり影響なさそうです。

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