BRM917 千葉600(10th Anniversary Classic) Part1

SRを目指して600kmへの再チャレンジです。ルートラボの参考データでは単純な往復ルートだったので、折り返して350km前後の成田あたりで仮眠ポイントの目星をつけていましたが、キューシートが公開されると銚子から九十九里を経由して一宮に戻る往復+周回コースな事が判明。

プランとしては銚子の24時間営業な健康ランドで仮眠するのが無難のようですが、この手の施設は今まで利用した事がなく寝れるか不安だったので、もう少し先の海沿いで仮眠ポイントを探します。ブルベの仮眠利用だと深夜に無人チェックイン~アウトが出来るというのが必須条件なので良さそうなところを見つけるのに苦労しましたが、無事コース沿いの340km地点に宿を確保。近所にコンビニもあるので着替えを送って返送するドロップバック作戦で今回も準備します。

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事前の天気予報が不安定だったので今回はどこかで雨には降られるだろう…と雨具も全て準備。スタートが7時と少し遅めだったので電車でも行けないことはなかったのですが、ゴールタイムで時間に余裕がないと帰りの電車がなくなってしまうので無難にクルマで行くことにしました。忘れ物をしないように~とチェックシートを作って装備確認したのですが、権利放棄書を忘れる(!)という初心者的なミスをやらかす事に。結果的になんとかなりましたが幸先良くないなーと思いつつスタート。

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長丁場ですのでペースの維持を念頭に進みますが、たいした距離を走ってないのに早くも手足がだるくなってきて朝食のカロリー補給が足りなかったかも?といきなり非常用ゼリーを食べるはめに。忘れ物のせいか落ちたテンションが中々上がってきませんでしたが、マザー牧場を登るあたりでようやく上向きになってきました。秋元局側から登るのは初めてですが、コーナーが少なく直線の登りが続くので中々厳しかったです。下りきっていつものPC1へ着いた時にはホッとしました。

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PC1からはもみじロードを通って館山方面へ南下し鴨川へ向かうAJ千葉おなじみのルートです。何度も前を通っているけど一度も利用したことがないビンゴバーガーとピーナッツソフトの有名グルメポイントを通過。明日の戻りで時間があったら?とか考えますが、そんな余裕はなさそう。

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PC2から海沿いを北上します。風向きさえ良ければペースを上げて貯金を稼ぎたいところですが、弱い追い風?ぐらいなので脚を使わない程度で体力温存を優先します。今回のコースは時間がかかる山岳エリアはないので、ほどほどのペースでも余分な休憩なしで走り続ける事が出来れば折り返しまでにそれなりの貯金が作れるはずです。

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鴨川有料への登りをやっつけて料金所へ。小銭が必要なはずなので予め用意していましたが「9~10月の週末は無料」の案内が出ていたのでそのまま通過。海沿いを離れて内陸に入ったせいか気温が上がって暑くなってきました…日差しはあまり感じないですが湿度が高く、信号停止すると汗がドッと出てくるような状態です。ダブルボトルでジュース+水の組み合わせを準備していたので、塩ラムネや補給食で塩分補給しながら交互に消費してやり過ごします。

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PC4に到着してほぼ200kmで貯金は2時間半。このペースなら仮眠ポイントには夜の1時半着で4時間の貯金を作って、シャワーや荷物入れ替えで1時間引いて3時間ぐらいは寝れそうです。次のPCまではやや区間距離が長めなのでここでしっかり食べておくか~と残っていたご飯物で麻婆丼を選んだのですが、これはちょっと失敗でした…

ご飯+豆腐だから消化も悪くないだろうと安易に考えていましたが、刺激物を摂取したせいか胃腸の調子が落ちてしまったようで次のPC5に近づいても全く食欲が沸きません。全く食べられない事もないのでPC5ではおにぎり+ゼリーをとりあえず口に入れて次のPCを目指しますが、せっかく信号の少ない平坦区間なのにどうもペースは上がらないままです。

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幸い手足へのダメージは殆どないのでそれなりにうまく走れていると思いますが、胃腸はたいして回復しないまま銚子のPC6に到着。時間的には問題ないので計画通りの仮眠は出来そうですが、ここまでにもう少しペースが稼げたらより余裕が作れたのに~ともどかしい考えをひきずりながら仮眠ポイントを目指します。

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深夜のドーバーラインを通過。もしうっかりして海側に落ちたら助からないな…とか考えるとちょっと怖くなってきたので、スマホでアニソンを流しながら走る事に。単にスピーカ再生にしてジャージのバックポケットに入れただけですが、夜間で民家が少なく単調な道での走行なら結構使える手法です。音源が背中なので昼間だと周囲の騒音に負けて聞くのは難しくなるので、常用したいなら某氏のようにハンドル周辺の前面に音源を設置したいところ。

仮眠ポイントの宿には計画通り1時半に到着。シャワーが最初水しか出ない!と焦ったり(部屋入り口の給湯設備のスイッチがOFFになってた)浴衣などのアメニティが皆無だったので予備のシーツをガウンもどきにしたりと些細なアクシデントはありましたが、無事に明日のリスタート準備まで済ませて2時に就寝。 去年のもてぎ600の時は2時間しか寝る時間を作れなかったですが、今回は3時間寝れるしこの後のコースも殆ど知っているので、胃腸さえ復活すれば余裕もって完走出来るかな?と楽観的なことを考えているとすぐに意識が落ちました。

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