元々福井晴敏ファンなので４巻ぐらいまでは買っていたのですが，中々読み始めるきっかけがなくて本棚に積んでました．いよいよOVAの劇場公開が始まりましたがえらく評判が良いので，ようやく小説を読み始めたらこれが面白い！ガンダム好きなら絶対くすぐられるキーワードがそこかしこにあるうえに，福井作品らしく熱いオッサンがあちこちに出てきますし．
PS3で公開されているプロモ映像も見てみましたが（しっかりうるう年トラップにも捕まったけど）いやぁこれは確かにトンでもないクオリティ．そして結局我慢できずに（つづきが気になって）劇場まで見に行ってしまいました…新宿での公開は今日までだったのでつい．
60分で1200円は高いかな？とも思ったけど，見に行ってよかったです．ようやく正統派なUC世紀を継ぐガンダムが出てきた！という感じがします．クシャトリヤやリゼルなどの主人公機以外のMSもデザイン系統と演出がきっちり分けられていてカッコ良いですし，何より最後の炎の中でユニコーンが起動するシーンは本当に感激しました．
音楽はやや抑え目な印象ですが，戦闘シーンなどの要所で使われている曲は演出ともマッチしていて非常に好みです．各キャラクターの配役についても不満はありませんでした（個人的にオードリー＠藤村歩は鮮花の中の人だったのでお気に入り．サイアム＠永井一郎は結構スゴイと思う）
amazonだとBlu-ray版でもかなりお手頃な価格なので，これは買ってしまうかも…
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