Ridley Fenix SLX Disc (納車インプレ編)

Fenix SLX Discがやってきました。フレームカラーが黒(マットブラック)で差し色も少ないので、ぱっと見ではブランド不明な感じ。フレーム形状は今時のトレンドなシートステー位置下がりで、トップチューブが湾曲してるのが特徴ではないかと思います。ホイールはPrimeのAttaquer Disc、これはまた別個でレビューするかも。

トップチューブ先端に赤でリドレーの「R」ロゴと、ダウンチューブにクリア反転でメーカーロゴが入っているのですが、近くで見ないと分からないぐらい目立たないです。サイコンは長らく使ったEdge800からEdge530に買い換えました。画面も大きくなり電池も長持ちになりましたが、ボタン操作だと地図の縮尺変更がやりづらいのが唯一不満かな。

コンポーネントはR8020系アルテグラ。スプロケは11-30Tを一部組み替えて12-30Tで使っています。シフトダウンで16Tがちょっと入りづらいですが、失敗した時は少しレバー操作を加えてあげればだいたいOK。制動力はありすぎて困ることはないので、リアもローターは160mmにしています。

ハンドル、ステム、シートポストはワンバイエスにしました。このあたりをブランド合わせすると中々気持ちイイですね(オレンジのロゴが統一感ある)サドルは長年Fizikのアリアンテ(初代)だったのですが、デザインが野暮ったいのとそれなりに重量があるので、現行アリアンテのR1モデルを評価中。ちょっと乗った感じでは悪くなさそうですが、ロングだとどうでしょうか?

フロント周り。SM-RT800のディスクローターはフィンがあるので冷却性能は高そうですが、その分横風の影響を感じやすい気がします。ブレーキパッドは前のRM03で使っていたレジンパッドの使いかけをそのまま移行。コンポーネントの同梱はメタルのブレーキパッドでしたが、今のところレジンでも特に不満ないので。

フレームサイズはXSなので、斜め後ろからのアングルの方が中央三角小さめの違和感が目立たなくて良い感じです。シートポストも長く見える気がする?

乗り始めて最初に感じたのは「いわゆる高弾性?カーボンの乾いたパキパキ感」そのままですね。よくレビューとかで出てくるワードですが、あーこういう感触かーと理解出来ました。自分が重視していた軽快感はわりと普通で、特にクイックすぎることもないし逆にまったりもしてない。ハンドリングについてはホントに一般的なロードバイクという感覚。

心配していた乗り心地ですが、リア側は多少ギャップに乗っても全然平気でトラクションのかかりも悪くないですが、フロント側はやっぱり突き上げが大きめで、振動吸収よりも剛性に振っている?という印象があります。細かいギャップなどは組み合わせているカーボンハンドルのせいなのかあまり気にならないですが、予想しない大きめの入力があると結構ドン!ときます。

フレーム剛性は今まで乗ってたバイクに比べると段違いに高いです。自分程度のパワーだと踏み込んでトルクをかけても全然撓むような事もなくて、ダンシングだとあまりバネを感じないのでリズムが取りづらく、逆に面白くないぐらい。剛性が高くエネルギーロスが少ないせいか、坂などはシッティングで回して登る方がキレイに進んでくれる気がします。

コンポーネント周りは105相当からアルテグラに変わりましたが、STIレバーが小さくなったのはやはりイイですね。ハンドル周りが軽くなって気持ちいいです。シフト系はあまり差を感じないかな…シャドーリアディレイラーは最初ホイールが外しずらかったですが、すぐに慣れました。大は小を兼ねる?と思いロングケージ(GS)モデルにしましたが、このバイクでリア34を使うことは無さそうなのでショートモデル(SS)でもよかったかも。

ざっとレビューするとこんな感じです。乗り心地の向上についてはやっぱりチューブレスを投入してどれだけ変わるか試してみたいところです。もうタイヤや他のパーツ類は揃えてあるので、あとはどこで入れ替えるか?だけですが…中々踏ん切りがつきません。

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