2015年の初ブルベです。
予定では1月中に200kmを２つほど走って、ある程度慣らしてから昨年DNFした300kmに挑むつもりだったのですが…お正月から風邪をこじらせて咳喘息＆腰痛再発でダブルパンチ。エントリーした200kmはどちらもDNSするはめに。1月下旬ごろにようやく体調も回復したのですが「このまま流れで300kmに挑んだらかなり厳しい」と思い、週末ごとにこつこつ距離を稼いで準備しておきました。
今回は内陸の袖ヶ浦公園がスタート＆ゴールです。幸い天気は良好で雨の心配はなさそうですが、とにかく寒い！スタート後しばらくは手足の末端感覚がなくなりそうでかなりヤバかったです。多少気温があがってきたら回復しましたが、この調子だとナイトランはどうなることやら。
寒さに対抗しつつもPC1に到着。西からの風がやや気になりますが、この流れなら次のPCからは追い風になるはずと楽観して、無理しないようにマイペースで進みます。PC1のトイレはかなり混雑していたので、予め確認していた約70km地点でトイレ休憩を挟むことにします。
貯金1時間ぐらいでPC2到着。ペース配分が読めないので無理しないペースで走ってますが、そのせいか運動強度があまり上がらず体感での寒気が消えません。このあたりはまだ昼間で気温が上がっているので気になりませんでしたが、後からこの感覚が大きく響いてくることになります。
PC2からは利根川CRを東へ進みます。先ほどの風が追い風になってボーナスステージ状態！脚力のある人はかなり稼げたはず。
PC3には貯金1時間半前後で到着。ここでうっかり変な場所にバイクを立てかけていたら、強風で倒れてシートステーに傷＆左のSTIが曲がってしまいました。幸い手で修正できるレベルでしたが、こういうところで注意力が足りないのはイカン。
ここから次のPC4までは区間距離が100kmで、ひたすら千葉を南下するルートです。早い人は進路が変わったことで風が厳しかったようですが、自分の場合（だいぶ遅い）だとそれほど影響はありませんでした。
キューシートやブリーフィングでも注意されていた激坂ポイント。写真はちょっとオーバーに角度つけて撮ってますが、印象的にはこんな感じでした(w こんなの登れるわけないのであっさり諦めて押します。幸い数100mぐらいでしたので。
途中「孤独のグルメ」に登場したつちや食堂の前を通過します。元気があれば寄れるかな？とか思ってましたが、既に閉店後(16時過ぎ)でした。このあたりから日が暮れはじめて、じわじわと体感気温が下がってきます。
17時を過ぎたあたりでシューズ用カイロの入れ替えでコンビニ立ち寄り。新しくオープンしたばかりですごくキレイでした。人懐こいノラ猫？と少し遊んで休憩。
サイコンの距離が200kmを越えたあたりで完全に夜になりました。200kmのブルベならここで終わりですが、ようやく2/3消化。そして相変わらず寒くてペースがあがりません…どうも胃腸が冷えるのがよくないようで、暖かい飲み物を飲むとすぐに回復するのですが、走り出して冷えるとまた体調逆戻り。
幸い食べるのは平気ですし足もまだまだ問題ないですが、寒さで気持ち悪くてブルベペースを維持するのがやっとです。ホット系のドリンクばかり飲んでるのでやたらとトイレに行きたくなって、1時間に一回ぐらいはコンビニに寄ってたような気がします。ウェアも着込んでるからトイレも時間かかるし～。
「行きたいなぁ」と思っていた勝浦のラーメン屋の前を通過。この後PC4にはなんとか貯金2時間ぐらい？で到着。しかしながらカップ麺食べたりカイロの全交換とかしてたら1時間ぐらい経過…立ち寄っていたスタッフの人と話すとどうも最後尾らしい！
寒さにかなりやられてはいましたが、暖かい物さえ補給できれば回復できるのは分かっていたので、R297から養老渓谷を抜けて久留里あたりまで行ければなんとかなる！と思って出発。夜中の峠は怖い…黙々と登ってると物音とか気になって仕方ないので、途中からはひたすら歌いながら走りました。よく聞く対策ですが歌いながら走るぐらいがちょうどペース的にもイイですね。唯一の欠点は誰かに追いつかれると非常に気まずい(w
結果的にはこれでリラックスできたのか、途中で休憩している他の参加者をパスしつつ良い具合で走ることが出来ました。途中0時過ぎてからは一段と気温が下がってきて厳しかったですが、ここまでくれば後は大丈夫！とようやくアウター使って走ったりして、1時過ぎになんとかゴール。しばらくはクルマの中で暖まってから、ノロノロと片付けして帰宅しました。
振り返ると昼間の気温が高いうちは、もう少しペース上げてマージンを稼いでも良かったかもしれないですね（その分寒くなる後半で走る距離と時間が減らせる訳だし）あと胃腸周りの防寒＆保温はもう少し装備の見直しが必要かな。ウェアにはこれ以上投資したくないので、後は小物の使いこなしでカバー出来ると良いのですが。
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