Fareweather seatbag

長距離ツーリングやブルベには大型サドルバッグがどうしても必要になってきますが、今まではオルトリーブのシートポストバッグ(M)を使っていました。シートポストにアタッチメントでマウントする設計なのでペダリングで脚に当たりづらいのと、しっかりしたシェルが入っているのでパッキングの工夫も不要で、かつ防水性能も高いのがとても気に入っています。

ただどうしても荷物容量では最近のモデルに劣りますし、構造上アタッチメントで支えるので重量制限(本体含めて約2kg?)があり、レインウェア上下とシューズカバー、緊急用の輪行袋と大型ポンプを入れるとほぼMAXとなってしまい、長距離ブルベなどで温度差に備えて着替えを持ちたい…と思っても難しいところでした。

最近の大型サドルバッグは一般的にシートレール+シートポストの二箇所をベルクロなどでマウントするのが定番です。このタイプはどうしてもペダリングで脚に当たるのが気になって手を出さずにいたのですが、ふとヤフオクで安価な中古品を見つけてつい落札してしまいました(どのモデルも新品で試すにはちょっと勇気のいる価格設定なので)

fairweather_seatbagFareWeatherのSeatbag(オリーブ)モデルです。昨年末に同じ商品がバージョンアップされてショックコードの追加とロール構造が変更されているようですが、自分が入手したのは旧モデル。前オーナーはさほど使用していなかったようで、多少の使用感はありますが程度も良さそうです。ひとまず定番のブルベ装備を一通り詰め込んでみますが、容量的には全く問題なし。装着してみてもバッグとリアタイヤのクリアランスは十分に取れるので恐らくマッドガートとも共存できそう。

さてさて肝心のペダリング干渉ですが、ちょこっと走ってみるとやっぱり当たります。ただ今までのサドルバッグと違いバッグ自体が大きいため、太もも裏に「面」で当たる感触になるのでわりとましです。小型のバッグだとたいていどこか一箇所だけ尖って当たるのがどうしても気になってダメだったのですが…これはちょっと意外。

他にはマウントの構造上ダンシングするとバイクが「振られる」感じもそれなりにあります。これは仕方ないかな。それとパッキングがなかなか難しいです。シートポストに近い先端部はなるべくきっちり荷物を詰めた方が安定するはずですが、スペース上そうもいかない。容量には余裕あるので、先端部はウレタンなどを加工して詰め物でカバーした方が使いやすいかもしれません。

いきなりブルベ本番へ投入するにはちょっとリスク高いので、しばらくテストを重ねて様子をみてみようと思います。300kmぐらいまでなら今まで実績ある機材の方が確実ですし。

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