コンポーネントを6800アルテグラに換えてから4年目になりますが、純正のポリマーコートのシフトケーブルは組みやすく操作感も軽いかわりに、使っているとすぐに表面のコーティングが剥がれてきてみすぼらしく見えるのがどうも気になっていました(特に操作で弊害は無かったですけど)
シフトケーブルは念のため年に一度ぐらいの時期で交換しているのですが、なんとなくWebを眺めていたら「オプティスリックシフトケーブル」というモデルがあるようです。グレード的には105クラス?のようですが、コーティングがしっかりしていて剥がれたりすることも無さそう。ケーブル径も同じなので動作の互換性も問題ないでしょうし、ポリマーコートモデルよりお値段も手頃なので試してみる事にしました。
実物は商品イラストにあるようにグリーンのコーティングが特徴で、触ってみるとポリマーコートより強固な感じでこれならすぐに剥げたりすることはなさそうです。アウターワイヤーも同時に交換したかったので必然的にバーテープも一度全部剥がして…と結構な作業量になるため、タイミングを見計らって古いケーブル類を取り外してから少しずつ進めました。以前紹介したインナーワイヤープライヤーも久しぶりに使いましたが、ケーブル固定作業ではとても役に立ちます。テンションを調整しながらワイヤーを仮止めして、フレーム側の調整機構を少し触るだけで簡単にセッティングが決められます。
ワイヤー交換してバーテープ(今年も貰い物で間に合わせたw)を巻いて動作確認走行。感覚的な印象では純正のポリマーコートより操作感(引きの軽さ)は少し落ちるかも?多用するリア側ではほとんど差を感じませんが、フロント側はやや重くなったような感触があります。6700アルテグラ程ではないですが(あれはフロントが結構重かった)
ただバーテープを巻く前にシフト調整していた時の感触ではもう少し操作感軽かった?ような気もするので、自分のワイヤールーティングの位置決めがイマイチなのかもしれません。変速動作自体は全く問題ないのでまぁ大丈夫でしょう。グリーンのコーティングは中々キレイで耐久性も充分ありそうですので、ポリマーコートケーブルの見た目が気になっている人にはおススメかもです。
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