SPD両面ペダルを比較する

SPDがメインになってから両面キャッチのPD-M980をメインで使ってきました。DURA-ACE相当?のXTRグレードでキャッチの感触や固定の軽さなどとても気に入っていましたが、元々中古入手で2年程経過してだいぶキズも増えてきました。何度か全分解してグリスアップとベアリングの調整は行っていたので、今のところ動作は問題ないのですが…そろそろ変えてもいい頃合いかな?となんとなく現行モデルを探してみる事に。

調べるとM980以降はM990(限定青モデル)/M9000/M9100と三世代が存在するようです。最新のM9100はデザイン的にもスタイリッシュでカッコいいのでこれがいいなーとオークションで気長にサーチ、首尾よく使用歴少なめ美品を入手できたのですが…届いてから現物を見ると違和感が?

これまで使っていたM980とペダルの中心位置を比較してみると一目瞭然。ペダルからクランクまでの距離(Qファクター)が明らかに短いです。どうやら自分が入手したのはペダル軸が3mm短いショート軸モデルの模様。構造的には短いペダルシャフトとの組み合わせでペダル本体の構造は同一で、実測しないとマーキングされている型番だけでは判別出来ない気がしますが…この画像だとペダル軸方向の全体長はM980とほぼ同じに見えるので、全部違うのかな?

どうやら-3mmでSPD-SLと同じQファクターセットになる?というのが特徴で売りらしいですが、自分の場合Qファクターは広げるセッティングなのでショートモデルをあえて使う必要性がありません。そもそもこれ以上短くすると恐らく冬場にシューズカバーを使うのが困難になるはず。そんな訳で残念ながら導入は見送りに。

両面で程度が良ければモデルにはこだわらないので、その後XTグレードのM8100を新たに入手しました。これもデザイン的にブラッシュアップされていてルックスは中々カッコいいです。元々グラベルロードにはM780を使っていたので、多少フィーリングは変わるけどそんなに気にならないだろうと思っていたのですが…M980と比べると使用感はかなり違います。

並べて比較するとベアリングの構造や支持、前後のクリートキャッチの金属部の形状など完全に別物です。特にスペック上では触れられていませんが、キャッチした時のクリートの遊び幅がM780/M8100は広い(M980は狭い)ように思います。SPD-SLクリートの黄色と青の違いに近いイメージです。ペダリングで気になるレベルではないですが、M980の感触に慣れているのでどうしても気になります。またクリートのキャッチ音もM980の「カチッ」という硬質な音に比べて「カシャッ」というやや安っぽい音がする印象です。

そんな訳で結局のところM9000を新たに入手。M980と比べるとペダル踏み面のデザインがほんの少しだけ変わっているぐらいで、他は同一の構造なので使用感も完全に同じで一安心です。入手した物はメンテ不足で多少回転にノイズ感があったので、分解してグリスアップを行う事でバッチリ調子が戻りました。内部構造もM980と完全に同一で慣れている作業なので楽々です。

ついでにM780とM8100の比較。ペダル本体のデザインは大きく変わっていますが、クリートを保持する前後の金属パーツ構造は同じですね。XTR系とはここの違いがキャッチ時の感触(と音)の違いに影響しているように思います。 8100はグラベルロードで使うことにして、今まで使っていたM780は予備としてストックする事にしました。なお参考までに今回比較したペダル類の実測重量を載せておきます。

  • PD-M9100(-3mm) 155g
  • PD-M9000 154g
  • PD-M980 152g
  • PD-M8100 170g
  • PD-M780 170g

XTRグレードとXTグレードでは構造と重量に差がありますが、グレード毎のモデル差はあまり無さそうです。

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